路面電車ハレノワ線の整備は妥当なのか?

最終更新:2026.08.04 05:24

岡山市は、岡山電気軌道(路面電車)東山線・西大寺町駅〜清輝橋線・大雲寺駅間を結ぶ新路線「ハレノワ線[仮称]」を整備し、路面電車の延伸・環状化を目指しています。今回はその事業の妥当性について質問しました。

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    ハレノワ

ニュースのポイント

設計費など9,090万円を計上

地質調査や道路・軌道の設計を行います。国からは2,846万5,000円が交付される予定です。

岡山電気軌道の事業費負担はなし

運行事業者である岡電は、ハレノワ線の整備費を負担しません。

2029年度末の供用開始を予定

2026年度から設計を進め、2027年度下半期から道路工事に着手する予定です。

ここが論点!

期待されること

  • ハレノワへのアクセスが向上する

  • 路面電車の利用範囲が広がる

  • 都心部の回遊性やにぎわいの向上につながる

今後の注目点

  • 路面電車事業が赤字でも、岡電は整備費を負担しない

  • 費用対効果は30年間では1を下回り、50年間でようやく1.05となる

  • ハレノワへの来場者が千日前商店街を歩く機会を減らすことにならないか

質問と市の回答

岡電が事業費を負担しないのはなぜか?

市は、路線の必要性や国の制度、岡電の経営状況などを総合的に判断したと説明しました。

費用に見合う効果はあるのか?

市の試算では、30年間では費用が効果を上回りますが、50年間では効果が費用を上回り、費用対効果は1.05になるとしています。

路面電車の整備計画を見直さないのか?

市は、路面電車には定時性や輸送力があり、都心の回遊性やにぎわい創出にも効果があるとして、現在の計画を見直す予定はないと答えました。

前島けいたの考え

公共交通の充実は必要です。一方で、岡電に費用負担を求めず整備を進めることや、30年間の費用対効果が1を下回ることには疑問が残ります。路面電車の延伸だけでなく、バス路線の再編や新しい交通技術などとも比較し、市民負担に見合う事業なのか、今後も確認していきます。私が生きている間に実現するかは分かりませんが、自動運転技術がさらに進歩し、多くの人が無人バスで移動する未来を楽しみにしています。

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