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2025年2月 予算に関する質問

皆様こんにちは。日本維新の会の前島慶太です。
甲第88号議案岡山市一般会計補正予算(第8号)及び甲第102号議案令和6年度岡山市下水道事業会計補正予算(第3号)について質疑いたします。

1.多目的屋内施設(アリーナ)整備事業について

アリーナのイメージパース,アリーナとふるさと納税をPRする動画,リーフレット等の作成費用の1,000万円が補正予算に上がっています。この1,000万円で一括して会社に発注するのでしょうか。

業務内容に応じて,複数の業者に分けて発注する予定としております。

前の方,これまで5人出てきて,僕の中で明確な回答を得られていないので,アリーナの1,000万円の部分を質問します。1,000万円の一部負担を経済界やプロスポーツチームへお願いはしたんでしょうか。

まず,1,000万円に関して経済界へお願いしたのかということですが,この1,000万円に関しては直接経済界へお願いしてはおりません。本市の判断として,本市で予算計上して作成するということで計上させていただいております。

この1,000万円をかけて,市民だったり,経済界へお願いするための要素,素材をつくっていくわけですけど,国の補助金以外の全ての額が寄附で集まる可能性はあるんでしょうか。

これは結果になるので,できるもできないもなかなか言いづらいんですけれども,公設でアリーナそれからスタジアムを建設している他都市の事例を見ると,国の補助以外を全て寄附で賄っているような事例はございません。広島の事例が一番寄附金額が多いんですが,それでも大口があっての77億円という数字が出されています。それ以外では,寄附金をそもそも集めていないとか,20億円程度とか,そういう事例はあります。国の補助以外全額民間の資金でやったという事例は,公設のアリーナ,スタジアムでは一応ないと我々は把握しております。なので,絶対ないとは言いませんけど,可能性はかなり低いと思っております。

国からの補助金以外で全て寄附でやったアリーナの例はないということだったんですけど,私は前例がないからやらないんじゃなくて,前例は我々がつくるもんだと思います。なので,国からの補助金以外を全て寄附で集められるぐらいの気概を持ってやっていただきたいと思いますが,御所見を最後にお願いいたします。

我々もできるだけの寄附は集めたいと思っています。しかしながら,現実を見ていかなきゃならないわけであります。民間が民営でやっているジャパネットたかたがやっている長崎の案件もありますし,それから大阪周辺,東京周辺では民が行っている事業は確かにあります。
我々も商工会議所等々と話して,民の関与がどこまでいくかという話を何度となくやっているわけであります。しかしながら,東京周辺,大阪周辺等々とはやはり違うということであるわけで,だから我々として現実に一体どう対応していくのかということを考えていかなきゃならないと思うんです。
岡山にとって必要がない施設ならそれはやめればいいと思います。ただ,我々は必要だと思っていますし,そしてそれは市議会のほうでも何度となくこの案件について議論して,賛成の意を表していただいているわけであります。議会と当局一緒になって進もうと言っているときに,そして現実の姿を見ていかなきゃならないというときであります。具体的に幾ら集められるかというのもよく分かりません,はっきり言って。しかしながら,できるだけ多くのものを集めたいと思っておりますし,それらがある程度の期間がかかると思います。そして,その結果を踏まえて次のステップをどうするかということを再度議論していく,これが王道だろうと思います。
広島は市と同様に県が出していますし,香川県も市は土地を提供して県が造っていると。私としては,できれば県も参画してもらって,県全体の大きな効果が出てくる,こういう施設を一緒に造っていければと思っているところでありますが,現在はそれがかなっていないわけでありますんで,我々としては経済界へできるだけ多くの額を集める,もうこれ以外ないと思いますんで,御承知をいただきたいと思います。

2.災害用マンホールトイレ整備事業について

下水道事業会計3,650万円をかけて行う災害用マンホールトイレ整備事業についてお尋ねいたします。

ア)今回4小学校に設置することで,合計幾つの小・中学校に災害用マンホールトイレが配備されたことになるのでしょうか。

令和6年度現在21校に整備しており,今回の4小学校を追加することにより,令和7年度末には合計25校になる見込みです。

イ)今後のマンホールトイレ整備計画についてお示しください。災害が起きた際の想定避難人数が多い学校から整備されているのでしょうか。

マンホールトイレは,岡山市地域防災計画で避難所となっている小・中学校のうち,下水道の事業計画区域内で下水道に接続可能な76校を対象に,毎年4校の整備を進めています。 整備箇所については,被災時に少しでも多くの市民が徒歩により避難し,マンホールトイレが利用できるよう選定しています。

ウ)避難訓練の際に災害用マンホールトイレの組立てを職員さんと地域の方で一緒に行ったり,実際に設置されたトイレを市民に見てもらったりと周知活動を頑張っていらっしゃると思います。市民への周知活動の中で工夫されている点はどのような部分でしょうか。

地域で開催する防災訓練などの場において,実際にマンホールトイレを設置したり,便座に座るなど,実物に触れていただくことにより,災害時での使用方法をイメージできるように取り組んでいます。
また,マンホールトイレの設置の仕方が分かる市民の方に指導者役となっていただき,訓練に参加した方へ説明を行っていただくなど,災害時には市民の方にマンホールトイレの設置に御協力いただけるように取り組んでいます。

3.地域防犯対策強化事業について。

一般会計予算額1億3,100万円,うち一般財源1,800万円余をかけて行う地域防犯対策強化事業についてお尋ねいたします。

ア)自動車への後づけ急発進抑制装置の購入支援は,1億3,100万円のうち幾らが該当するのでしょうか。また,対象者は何名を想定されていますでしょうか。

自動車への後づけ急発進抑制装置の購入補助の事業費は400万円で,令和6年度と同額です。1件4万円を上限,100件としております。

イ)自動車への後づけ急発進抑制装置の購入支援は,令和6年度は既に申込みを締め切っていますが,令和6年度と比較し予算額は増えていますでしょうか。また,対象者は令和6年度と同数でしょうか。

令和6年度においては,申請件数は100件,交付決定済額は302万円でした。今後,申請者へのアンケート調査等も行い,効果検証することとしておりますが,一定の効果があったのではないかと考えております。

4.甲第88号議案令和6年度岡山市一般会計補正予算への反対討論

甲第88号議案令和6年度岡山市一般会計補正予算(第8号)について,委員長報告に反対の立場で討論します。反対の理由を2点申し上げます。

1)多目的屋内施設(アリーナ)整備事業の1,000万円について

多目的屋内施設(アリーナ)整備事業については,プロスポーツチームや経済界主体で民設民営でアリーナを建設するのはよいと思いますが,市民の貴重な税金を使って公設でアリーナを造るのには賛成できません。
男子バスケ,女子バレーの最上位リーグへの参入へ,今のジップアリーナでは基準を満たしていないとのことですが,一番いいのは県と力を合わせてジップアリーナをそれぞれのトップリーグ基準に改修することだと思います。市内の屋内スポーツ競技団体が使う体育館がないのであれば,岡山市総合文化体育館や六番川水の公園体育館並みの体育館を必要最低限の数造ればよいと考えます。
これでスポーツ施設の問題は解消と言うと,次は岡山市にはコンサート,ライブの箱がない,コンサートやライブを行える箱がないと子どもたち,若者に夢を与えられないという理論で来られると思いますが,岡山市内で七,八千席のアリーナを維持するコストを考えたら,建設費用の275から280億円を中学校の給食費無償化などの少子化対策などに充て,住みやすい岡山市にした上で,岡山市が住みやすいから住むのは岡山市でよろしく,コンサートへ行きたい人は,コンサートの日は広島,高松,神戸,大阪などの県外に遊びに行ってねというスタンスでまちづくりをしたらよいと思います。
さて,今回の予算に含まれているアリーナのイメージパース,アリーナとふるさと納税をPRする動画,リーフレット等の作成費用1,000万円についてですが,現時点でアリーナ整備は経済界とともに力を合わせてやっていくと言っている以上,経済界にも費用の負担をお願いし,全額といわずとも一部を経済界に負担していただけるよう交渉すべきでした。そもそも経済界が自分たちから一部負担しますよと言ってこなければいけないと私は思います。1,000万円を全て市が負担する,市民の税金で負担するというのには納得がいかないので,反対いたします。

2)岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業21億円について

岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業については,私はそもそも今の岡山駅前電停で問題ないと思っています。なので,これに関連する21億円について反対です。
今の岡山駅前電停の問題点としては,JR岡山駅から路面電車へ乗り入れる際に交差点を渡らなければいけない,もしくは地下経由で階段の上り下りをして乗換えしなければいけないという点だと思います。これは,車椅子の方,足腰の調子の悪い方には都合が悪いかもしれませんが,それを言うのであれば,そもそも岡山の路面電車では,岡山電気軌道9200形電車──MOMOの型ですね,このMOMOの型の3編成以外は全部2段の段差があるのですから,車椅子の方などは乗れる車両が限られています。
それで,改めて岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業を行う理由を市のホームページで見てみますと,JR岡山駅と路面電車の電停の距離が近くなり,わかりやすくなるため,乗換えが便利になります。移動の選択肢が増えるため,今まで以上に気軽に移動ができるようになりますとあります。JRとの乗換えのわかりやすさでいえば,今のままで十分です。乗換えの看板案内が適切に配置されていれば迷うことはありません。また,今はインターネットで乗換え検索ができますし,乗換えのための地図も出るのですから,岡山駅でのJRと路面電車の乗換えで不便はありません。以上のような理由で岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業に反対です。

以上2項目の理由により,甲第88号議案令和6年度岡山市一般会計補正予算(第8号)について反対いたします。議員の皆様の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。

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